Art of Living
幸せに生きるアート
生き生きとしたPassion(元気)、
あるがままの世界に生きるMeditation(瞑想)、
愛している活動・Loving、
強く深い願い・Vow。
どんな世界が来ても、
生き生きと、たくましく、
愛情を見失わずに生きていくための、
4つのArtが実るために。
Passion
元気の魔法
生き生きとして力強く満ちた気。強く高い波動。Passion(元気)は、想像や願いを現実のものとして「創造」していく力の源です。
Passionを失わせるものを取り除き、Passionを満たしていくものを取り入れ、生き生きとした状態を体感してもらい、その状態の大切さを子どもたちに伝えていきます。
テストや進路、競争や比較・評価、周囲の大人や子どもとの人間関係によって、不安や恐怖、心配などに心が囚われている時、子どもは元気を失っていきます。
その逆に、ありのままの自分でいられること、今ここを楽しむこと、愛情を感じること、自然と触れ合うこと、自分で思いついたことを実行していくこと、そうした全てが、子どもたちのうちに、生き生きとした躍動感をみなぎらせていきます。Passionを高めていく方向に、あらゆる教育的環境を整え、その大切さを伝えていきます。
Meditation
瞑想の魔法
自分自身の身体、思考や感情、自分と人との関係など、今ここで生じているそれらの様子を、あるがままに見つめる術(Meditation)を学ぶ時、自然と、そのあるがままの様子が、調和的に変容していきます。
心は自由を取り戻し、自由であるが故に、不安や恐怖に目を曇らせることなく、明晰に考え判断し、調和を保ちながらも独立心ある行動を取れるようになっていきます。また自由であるが故に、人を思いやれることを学ぶでしょう。
Meditationの学び始めは、まず、自然の美しさや、あるがままの自然の姿に気づき、花や木々、大空を見つめたり、鳥のさえずりや川のせせらぎ、風の音に耳を澄ましてみることから始まります。その時と同じ静かな心で、少しずつ自らの身体、思考や感情にも、心の目で見つめ耳を澄まし、注意を向けていきます。
子どもたちとの関わりからマインドフルネス(Meditation)が自然と体験できるよう導き、自然生活を中心に据えた学校生活の中で、子どもたち一人一人に合わせた瞑想のプロセスを、ゆっくりと促していきます。
Loving
愛することの魔法
好きなことや愛していること(Loving)は、思いつきや独創、そして周りを気にしたり、周りと比べたりすることを知らない、天真爛漫な心から生まれていきます。
子ども自身の思いつきと独創に満ちた自発の動きを尊重し、天真爛漫な心を汚すことなくそのままに、好きなこと、愛を感じられる活動へと、導いていきます。
子どもたちは成長するにつれ、自分が本当に求めている生き方にも正直に向き合えるようになるでしょう。
こうした自発心から始まる、好きなこと、愛していることへの取り組みは、他の3つの学び(Passion、Meditation、Vow)と合わさることで、成長していくにつれ、周囲の人にとっても意味を持ち始め、大人になってから、楽しく自発的に働いていくための基礎になっていきます。
Vow
願いの魔法
子ども達が成長し社会に出た時、もし、子ども達が自分自身の人生や生命というものに対し、強く深い願いを抱いていないとすれば、社会の大きな流れの中で、いつの間にか自分を見失うことでしょう。
心の奥底にある「願い」と出会うためには、自分自身の心をより広く深く知っていくこと、そして自分の心に繋がるための感受性が必要になります。
子ども達が自分の心を学び始めるにつれ、表層的な面での願いから、少しずつ心の奥底にある願いとも出会っていく事でしょう。願いが生まれるところには、いきいきと生きる感覚が揺るぎなく存在し、そうした生や命に対する願いは、私たちの生き様という形で、この世界に具体的に現れてくることができるのです。